いじめによる自殺が相次いでいる。
過去7年間は,いじめによる自殺者は"0"だったのに,
この事件をきっかけに,いじめが急増したのだろうか・・・
いや,今はそんなトボけたことを書いている時ではない。
相次ぐ自殺に,加害者の厳罰化が浮上している。
確かに,これまで,加害生徒は救済の名のもとで,教育的配慮があったため,
加害者は,のうのうと登校を続けることができた。
逆に,いじめられたものは,学校に通えず,不登校や自殺へと走ってしまうのが今の教育システム。
誰だって納得いかないだろう。
しかし,加害者の厳罰化へシフトしたところで,これが効果的なのか。
過去を見返せば,必ずしもそうではないと思うのは僕だけだろうか。
10年前にいじめが問題となったが,その前はどうだっただろう。
その前は,確か,校内暴力が横行していたハズだ。
校内暴力は,警察の介入などにより沈静化したが,警察の教育現場への介入は当時問題だったように記憶する。
そして,その結果として,暴力は陰湿化し,いじめへとつながったのだ。
今後,厳罰化の方向へシフトした場合,校内暴力の時と同じような現象が懸念される。
さらに陰湿化するという懸念だ。
これまでの報道をみると,いじめは第三者となる人間であっても,暗黙の了解的なものがあった。または,第三者が気付くレベルでいじめが行われていた。
しかし,加害者に制裁を加えるとなると,加害者は人に気付かれないところでいじめを行うという更なる陰湿化が懸念される。また,口止め行為や,加害者のすりかえを強要する恐れもある。
さらに,金銭が絡むようなトラブルでは,背後に組織が存在することだって考えられ,いじめっ子が単なるトカゲのシッポ切りになってしまうことも。 シッポを切られた彼らは暴徒化し,余計始末に終えなくなることも・・・。
そんなことをちょっと考えた。